今からちょうど10年前、2000年からの国内金価格・国際金価格のチャートを見ると、おもしろいことがわかってきます。
2000年直前に記録した最安値以来、10年間にわたり、右肩上がりで高騰し続けているのです。
サブプライムローン問題に端を発した世界的金融不安などで、一時は下落したかに見えたのですが、それもわずか数年で盛り返し、ばねを得たかのようにさらに急騰し続けています。
基軸通貨である「有事のドル」でしたが、リーマンショックによってアメリカ経済への不信感が強まったのは周知のとおりです。
何しろ為替市場では「有事の金」は常識ですからね。
投資家の注目が金に集まるのは当然です。
この当初は緊急的な避難だと思われていた行為が、この先何年続くかが金相場のポイントをにぎってくると言っても過言ではないでしょう。
また、近年のこの金相場の急騰は、国際情勢に不安があることに加え、激しい経済成長を見せている中国・インドでの需要の拡大の影響がむしろ強いようです。
金相場に影響を与えたと思われる過去10年の出来事です。
国内金価格では、小売が2007年に23年ぶりに3,000円/1gを記録し、過去5年でおよそ2倍、国外では2年で2倍に跳ね上がるという驚異的な伸びを見せています。
これは現在に至るまで続き、さらに2010年に入ってからも高騰し続けています。
国際情勢によって金相場の動向は左右されますから、短期間に上下することが多々あります。
特に、国際情勢の不安などから金相場が高騰していると、その反動で思わぬスピードで急落することもあるのです。
このことから、金を売却するなら今が千載一遇のチャンスであることはまず間違いないでしょう。